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TRAKTOR KONTROL S2 MK3 機材レビュー

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トラクターコントロールS2マーク3 レビュー

ハウスシーン・テクノシーンで数多くのDJに愛用されてきたNative Instruments TRAKTOR。この記事ではそのTRAKTORの紹介と最新シリーズ、「TRAKTOR PRO 3」、「TRAKTOR DJ 2」対応のエントリーモデル、TRAKTOR KONTROL S2 MK3のレビューをしていきます。

TRAKTORとは?

KONTROL S2 MK3を紹介する前に、対応するソフトウェア「TRAKTOR」についてご紹介しておきましょう。TRAKTORはNative Instruments社がリリースするPCDJソフトウェアの名称です。Serato DJ Pro、Pioneer DJ rekordboxと並んで利用者も多く、特にハウス、テクノシーンのDJにユーザーが多い印象がありますね。2020年現在の最新バージョンは「TRAKTOR PRO 3」、iOSにも対応した「TRAKTOR DJ 2」となります。
DJミックス、スクラッチ、録音など、基本的にできることは他のPCDJソフトと同じです。が、TRAKTOR唯一のザックリ特徴として以下の三点が挙げられます。

カスタマイズの自由度TRAKTORの画面構成は自分好みに自由にカスタマイズすることができます。必要ないと思った部分を非表示にして、自分がプレーしやすい画面にエディットし、さらにそのカスタマイズしたレイアウトをプリセット保存することも可能です。
 また、カスタマイズできるのは画面構成だけでなく、デッキ部分各表記の細かい部分も変更も可能。曲名、アーティスト名、BPM、キーなど必要な部分だけを残したり、入れ替えたりすることもできるので、「自分だけのTRAKTOR」に仕上げることも出来ちゃいます。
REMIX DECKループやワンショットサンプルを再生し、ライブリミックスを即興で構築したり、再生中の楽曲に音をミックスすることができるTRAKTOR唯一のシステム。オリジナルのループを作成はもちろん、メーカーが予め組んでおいたRemix Setから読み込むことも可能です。
STEMS「ドラム、ベース、パッド、ボーカル」の4つから構成されたMP4ファイル、「STEMSファイル」を読み込み、ステージ上で即興アレンジが可能。ループやサンプルを読み込むREMIX DECKと違い、「楽曲をリミックス用素材として扱う」ので、よりクリエイティブなパフォーマンスが行えます。こちらもTRAKTORならではの機能。

以上の特徴から他社製DJソフトウェアとは一味違ったパフォーマンスを行うことが出来ます。テクノミュージックのアーティストが楽曲制作をする際、盛り上がるにつれて音数を徐々に増やして一曲のトラックを構築していくという手法がありますが、感覚としてはそれをDJプレー中にパフォーマンスとして取り入れるといったところでしょうか。

TRAKTOR KONTROL S2 MK3とは??

PLAYLIST TO DANCEFLOOR IN NO TIME

スムーズにミックスできるコンパクトなインターフェイスを使えば、普段聴いている音楽もDJセットに早変わり。どこでも、プラグを差し込み、お好きな曲を使ってDJミックスを始められます。ビートマッチングはTRAKTORが行うので、ヴァイブに合う曲の選曲や、様々なFX、ループ機能、そしてRemixデッキなどの操作に集中でき、ハウスパーティー、バー、そしてクラブでも、個性的なDJミックスが可能です。

Native Instruments 公式サイトより

さて、本題のKONTROL S2 MK3ですが、こちらはステージ上でのDJプレーに必要最低限のボタンや機能が備わり、リーズナブルかつ軽量で持ち運びにも大変便利になった「TRAKTOR PRO3」、「TRAKTOR DJ 2」専用DJコントローラです。これからDJを始める方や、他社製DJソフトウェアからの乗り換えする際に、TRAKTORの基本的な機能だけを使いたいという方にもオススメです。

前機種S2MK2との比較

MK2では幅438mm、奥行き308mmに対して、MK3は幅468mm、奥行き265mmとなっており、横幅が少し長くなっている分、奥行きが約40mm短くなり、高さは67mmのMK2から59mmと旧モデルよりも非常にスリムなボディになりました。ジョグホイールは119mmから140mmになり、スクラッチプレイもよりやりやすくなっています。
また、レイアウトもMK3で大きく変更になり、ボタン配置が独自の構成からCDJを意識したデザインに変わっています。現場でのプレーを前提にしたTRAKTORユーザーには嬉しいですね!

本体について

直径14cmの大型プラッター

サイズがより大きくなり、スクラッチプレイもやりやすくなったジョグホイールは、タッチセンサー式トッププレートで構造されています。また、動作モードとして下記の2種類から切り替えが可能です。

ジョグモード主にDJプレー中でのモード。バックスピンやテンポを合わせるナッジ、スクラッチといったDJパフォーマンスが行えます。
ビートグリッドモードジョグホイールを回してビートグリッド(拍)の調整をします。プレー中に拍がズレているものがあるとその場で修正することも可能です。

クラブスタンダード機材を彷彿させるレイアウト

前述したとおり、S2MK3はクラブシーンの標準機材であるCDJ、DJMシリーズを意識しており、同じような感覚で操作ができます。

CUEボタン、PLAY/PAUSEボタンが縦に独立しているので、CDJで慣れている方でも曲の頭出しをスムーズに行えます。材質は押すとクリック感のある硬いものに変更。また、暗いところでも視認性の高いバックライト付きです。

パッドは4つから8つに増加しており、こちらもPioneer DJ製コントローラをお持ちの方ならおなじみの配置となっています。
セクション上部の「HOT CUE」ボタン、「SAMPLES」ボタンを押すことでモードの切り替えが可能です。

ミキサー部もより扱いやすく進化しています。太いノブだったものからつまみやすい細いノブに変更されました。
さらに新要素として中央には「FX スロット」が追加となっています。8種類のエフェクト、3種類のフィルターから選び、最大4つの好きなスロットへアサインできるという仕様。自由度の高いTRAKTORならではの便利機能です。

USBバスパワー駆動

S2MK3は軽量になっただけではなく、USBバスパワーで駆動することも魅力の一つ。ノートパソコンと一緒に持ち運べば、場所を選ばずにいつでもDJプレーを始めることが出来ます。
もちろんオーディオインターフェイスも内臓しているので、モニタースピーカー、ヘッドホンを接続するだけで簡単に音を出力させることが出来ます。

まとめ

S2MK2のボディよりもスリムでコンパクトになり、持ち運びも容易な仕様になりました。レイアウトもシンプルな作りで且つクラブスタンダード機材と同じ操作感でDJができるので、これからDJを始める方はもちろん、他社製DJソフトウェアからの乗換えを検討されている方にもオススメ出来ます。
また、KONTROL S2MK3は本格的なDJプレーができる「TRAKTOR PRO3」の他、iOS版もリリースされており、誰でも気軽にDJができる「TRAKTOR DJ 2」にも対応しています。「DJ 2」はNative Instruments公式サイトでフリーダウンロードができるので、興味がある方は使ってみてはいかがでしょうか。

TRAKTOR KONTROL S2 MK3は¥30,800で発売中です。

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