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ブラックボディにゴールド塗装のトーンアーム、シリアルナンバーのプレートを施したデザイン
パナソニックはTechnics SL-1200シリーズ の発売50周年を記念して、 特別仕様である「SL-1200GAE-K」の発売を発表しました。
2016年に世界1200台限定で発売し高い支持を得たSL-1200GAE-Sをベースとし、SL-1200LTD(1995年発売)など、歴代の限定モデルと同様にブラックのボディを採用。トーンアームにはゴールド塗装を施しました。そして、トップパネルには限定モデルを表す「Limited Edition」の銘とシリアルナンバーを刻印したプレートを備えています。最新の技術を投入して開発した「コアレス・ダイレクトドライブ・モーター」をはじめ、マグネシウムを採用したトーンアームパイプ、3層構造のプラッターと4層構造の筐体といった特長をすべて継承し、SL-1200シリーズの新たな歴史を象徴する限定モデルです。
予約受付は終了しました。
予約受付期間:9月16日(木)〜10月29日(金)14時まで
お渡し予定:2022年4月予定(※生産状況などにより変更となる場合があります。)
完全受注生産品のため、この機会を逃すと手に入れることはできません!





製品の主な仕様
形式 :ダイレクトドライブターンテーブルシステム(マニュアル)
回転数 : 33 1/3、45、78r/min
回転数調整範囲 : ±8%、±16%
ワウ・フラッター : 0.025% W.R.M.S.(JIS C5521)
SN比 : 78dB(IEC 98A Weighted)
トーンアーム形式 : ユニバーサルS字形トーンアーム スタチックバランス形
オーバーハング : 15mm
適用カートリッジ質量: 14.3g-28.5g(ヘッドシェル含む/付属ウェイト2種)
寸法(幅×高さ×奥行) : 453×173×372 mm
質量 : 約18Kg
出力 : PHONO端子×1、アース端子×1
電源 : AC100V、50/60Hz
消費電力 : 12W(電源オン時)
>>>メーカー製品ページ
Technics SL-1200GAE -Prologue-
ここ数年、アナログレコード特有の温かな音質が見直され、レコード/プレーヤー共に市場が活気づいています。Technicsは、かつてダイレクトドライブ方式のアナログプレーヤーで一時代を築き、その流れは最近までSL-1200シリーズとして継承され、多くのHi-FiファンやDJ達に受け入れられてきました。そして、今再び、Technicsに多くのお客様からアナログプレーヤー復活を期待する声が寄せられています。その声に真摯に答えるべく、私達は新設計のダイレクトドライブ・モーターを核とするHi-Fiアナログプレーヤーの開発プロジェクトをスタートさせました。
Technics ホームページより引用
1970年代初頭、Technicsにより開発されたダイレクトドライブは、そのS/N劣化の少なさ、回転精度の高さがHi-Fiファンから高い評価を得るとともに、多くのオーディオメーカーがこぞってダイレクトドライブ方式のアナログプレーヤーを開発し、Hi-Fiアナログプレーヤー市場で主流の座を得ていました。
しかし、1980年代中盤以降、CDの普及によりアナログレコード市場が縮小するにつれ、アナログプレーヤーも徐々にその姿を市場から消していきます。その中で、ダイレクトドライブの代表的機種であるSL-1200が、激しいプレーにも対応できる強いトルクとメカ耐久性がDJ達に認められ、クラブシーンの定番となります。一方、限られたHi-Fi市場向けにはベルトドライブが主流となり、一部のアナログ派マニアの要望に答える形で少量生産が続けられ今日に至っています。
新規にアナログプレーヤーを開発しようとすると、ダイレクトドライブは多額の設備投資を要し、またモーター制御回路にも高度な電子回路が必要となり、少量生産にはあまり向きません。それに対して、ベルトドライブは設備投資も少なくて済み、比較的少量生産にも向いています。また、基本設計が1970年代からほぼ変わっていないSL-1200と、最新の価値観、技術で設計されたベルトドライブが比較され、ダイレクトドライブはDJ用、ベルトドライブはHi-Fi用という図式が定着していったのです。
しかし、本来ダイレクトドライブは、回転安定性(低ワウ・フラッター)や減速機構によるノイズの少なさ(高S/N)など、他のドライブ方式に比べ音質的にも優位な点を多く持っています。現在のHi-Fiアナログプレーヤーに要求される性能、価値観に合わせて、ダイレクトドライブ・モーター本体とその制御回路を再設計すれば、他方式を上回る性能、信頼性、音質を持ったアナログプレーヤーを生み出すことができるはずです。
Technicsは、ダイレクトドライブ・アナログプレーヤーの考案者であり、EPA-100等のトーンアームをはじめ、アナログプレーヤーを構成し音質に影響を及ぼす各要素にも様々な新機軸を盛り込み、時代を牽引してきました。このTechnicsのDNAを受け継ぐ私達がなすべきことは、単にSL-1200のレプリカを作るのではなく、ダイレクトドライブ・モーターを核とするアナログプレーヤーの各要素を、かつての技術を継承しつつ、現代の技術・価値観を持ってよみがえらせ、新たなアナログプレーヤーにまとめ上げて、お客様に新しい価値を提供することです。
つまり、“ダイレクトドライブ・アナログプレーヤーのリファレンスを再定義する”こと。これが、このプロジェクトの最大にして究極のテーマなのです。
ご予約について
予約受付は終了しました。
・予約受付期間:9月16日(木)〜10月29日(金)14時まで
・お渡し予定:2022年4月予定(※生産状況などにより変更となる場合があります。)
・お一人様2台まで
・お支払いは全額前払いでお願いいたします。
・完全受注生産品のため、受注受付後のキャンセルはお受け致しかねます。あらかじめご了承ください。